九月十八日

 

今日も今日とて。

毎日ちょっと鬱々としながら過ごしている。

当たり前に仕事ができないこと。

いらっしゃいませが、今日も言えない。

ありがとうございますが、明日も言えない。

最初は休暇だとのんびり考えていたけれど、

もはや、休暇ではなく心身苦痛。

 

お店がないわたしは、なんなのだろう。

わたしは誰に、必要とされているのだろう。

誰か、たったひとりで良いから

必要だと言われたい。

わたしの生きている意味、とは。

 

 

もやもやしている。

自分を肯定できる強いものがない。

わたしはわたしで良いのだと

よくある台詞を何度繰り返しても

自分をかわいがれない。

どうやらそう思うのはわたしばかりでなく

同じようにもやもやと 

自分を認めてあげられない人がいる。

わたしからみれば、

芯の通った素晴らしい人なのに。

どうしても自信がないと言う。

 

他人からみた自分なんてとるに足らなくて、

自分が思うよりずっと人のことなんて気にしてなくて、

だから自分で生きる意味は自分でみつけるしかなくて、

だから強くなるしかなくて。

 

そういう話をしながら、

自分に言い聞かせて

自分をなだめた。

 

人生の道のりは長い

ぐねぐねと蛇行する道の途中

進めよ

 

 

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