投稿日:二〇二二年九月十四日

秋、一番好きな季節

緑が枯れていき茶に変わる
乾いた空気と質感
纏うものは密度を増して、
あたたかな感触に変わる。

車で田舎道を走り、黄色い絨毯の前でブレーキを踏む、稲の黄金色だった。
とんでもなく広い空と
同じような風景を眺めながら
贅沢だ、と思う
もうこれ以上進めない
進みたくない
どこかにいきたい、
いかれない
かえりたい
かえりたくない

満月の夜
今年は月を見つけられなかったけど、
うちの中で、満月のような丸い猫を撫でて過ごした。
まるいお顔に
梅干しのような鼻
最近は隙あれば膝にのり
ぐるぐると喉をならす
かわいいかわいい

満月のように
わたしを照らすねこよ