投稿日二〇二三年四月十二日

気がついたら四月春めいている

春になると足取りも軽くなて動き出したくなすこし足を伸ばして奈井江へ行メロン収穫のお手伝い以来車を四〇分ほど走らせたら田んぼや畑が広がる空も果てしなく続いている直ぐの道路遠くの山がくきり見える天気の良い昼間にこんな場所を走ている時はだいたい頭は真白な気がしている考えごとをしているようでしていない好きな景色だな気持ちいいなあお腹すいたなあとかぼんやり

空知の野菜がはいた美味しいそばを食べて畑を案内していただいただまだ雪で覆われていて真白な畑長靴をはいて雪の上を歩くザクザクときに膝まで埋まりながら上を見上げたら雲ひとつない青空で白鳥が整列して飛んでいる見惚れる両手も広げちたりして何度も深呼吸をする大きくて広くて眩しい景色が落ちていく時間は涙が出そうになここはこんな風したいんだよねちには川があてさといろんな場所を案内してもら

ぐると回ているなかで春を見つけ雪が溶けてきて地面が出てきた場こり顔を出しているふきのとう白と茶色と鮮やかな黄緑色の配色毎年のことだけれど見つけるとやぱり嬉しくなる背中に背負たカゴにどんどん放り投げて収穫させてもらうすぐさま天ぷらにしていただく私は見ているだけ採れたての揚げたてよりも贅沢な食べ方だ

食べながら昔長野の白馬村で同じように案内してもらいながらふきのとうを摘んだ記憶を鮮明に思い出したゴ丨ルデンウ丨クにペンシンで住み込みのアルバイトをしたときのこと長野だあのペンシンに行かなくちと謎の使命感を感じた料理からから思いだすことが多いのはぱり食いしん坊だからかそうだたそうだと振り返ては納得する変わているようで変わいない春は希望も膨らんで明るくなる季節

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