つばらの冷やし中華が終了した 冷やし中華から思い出すのは、おばあちゃんの家のお昼ごはん。 冷やし中華と呼んだことはなく、冷やしラーメンで育った。 わたしは紅生姜を除いて、満遍なくバランスよくのせるタイプ。 「今日は何もないから冷やしラーメンでいいかな。」 たしかに特別な日に食べるような料理ではないのかもしれないけれど。 夏が終わる 本部なかの
投稿日:二〇二二年八月三十日
ここまで頭の中が冷やし中華でいっぱいの夏は初めてだ。
そして夏の好きな食べものに “つばらの”冷やし中華がランクイン。
来年の夏のたのしみができた。
具材がそれぞれお皿に分けてあって、自分で好きな具をのせるスタイル。
きゅうり・豚肉・錦糸卵・カニカマ・きざみ海苔・紅生姜。トマトはあったりなかったり。
豚肉は細切りですこし甘辛く味付けされいた。たまにハムの日もあった。
みどり色の大きなざるには、麺と氷が一緒に入っていてよく冷えていた。
タレは市販の、スーパーでよく見かけるもの。(どんなのだっけと調べたら、”冷やし中華のつゆ”という商品名だった、、)
おばあちゃんはたしか、野菜多めで残りそうな具を。おじいちゃんは、どうだったかな。
食べ進めていると、具が偏ってくるのでまたバランス良くするためにまた具を追加する。
ああ、でも豚肉を入れ過ぎた、麺を足そう、そんなことをしていたらいつも食べ過ぎていた。
よくご飯支度の前に言っていた。
おばあちゃんにとっては、冷蔵庫が空っぽの日の料理とか、そんな枠だったんだろうか
ひとつひとつ具材を準備して、思っている以上に手間がかかっている料理だ。
カニカマも細く割いて、海苔ははさみで細く切っていたし、錦糸卵のあの量は、一体何回焼いていたのだろうか。
今になってそんなことを考える。
書きながらどんどん記憶が蘇ってくる。
去年の夏、久しぶりに食べた時は紅生姜をのせたんだっけ
八月は思いきり夏を感じる間もなく勢いよく過ぎていった
秋がくる前に、思い出しながらあの冷やしラーメンを作ろうかな。